2016年6月24日金曜日

【インセインシナリオ】 山の祭り

笛の音が聞こえる。太鼓の音が遠く響く
山間の町、響き渡る祭りの音
狐のお面、黄昏時にずらりと並ぶ提燈の明かり
あかいあかいりんご飴
廃村のはずの故郷の寺

懐かしさに誘われて立ち入ると、狐面がいっせいに振り返る

インセインシナリオ
【山の祭り】

お祭りの中で出会う人は誰?


シナリオタイプ:特殊型
ワールドセッティング:本当は怖い現代日本
プレイヤー人数:4名
サイクル数:3
狂気カードの枚数:18枚


PC1
推奨:特になし

突然の事故はであなたの大切な人は亡くなった。
悲しみを癒そうと歩くうちに、あなたは知っている村の近くへを通りかかった
人が居なくなったと聞いていたが、村は今、祭りをしているようだ
ここでなら気持ちも多少は和らぐだろうか?
あなたの【使命】は悲しみを癒す事である。

PC2
推奨:特になし

あなたはPC3に頼まれ、この村の祭りを一緒に調査しに来た
廃村になったはずの村の祭りがまだ続いていて、彼岸の頃になると昔のままのその姿で現れるらしい
この村の出身の人間の仕業なのか、それとも・・・
【あなたの使命】はこの祭りの実態を調べることである。

PC3
推奨:特になし

廃村になり、誰も居なくなったはずのこの村
「消えた村でいまだに行われる呪われた祭り」そんな噂を聞いた
誰かが村に戻ってきているのだろうか?それとも誰かがいたずらしてるのだろうか?
居ても立ってもいられずあなたは親しい友人であるPC2に同行を求めてこの村にきた
【あなたの使命】は、この祭りの実態を調べることである。

PC4
推奨:特になし

あなたはPC3に頼まれ車を出してここまで来た。
「消えた村で行われる呪われた祭り」の噂の舞台が自分の出身の村だという事を知った
かつて自分が居た村が面白おかしく騒ぎ立てられるのには心が痛む
あなたの【使命】は村の潔白を証明する事である


共演者
四方 七生(ヨモカタ ナオ)
※PC1が指定した性別となります。
あなたはPC1の友人だ
PC1の大切な人が死んでしまった事故の時も一緒にいた
大切な人をなくしたPC1の悲しみは見ていて痛いほどである。
昔住んでいた奇妙な風習の残る田舎の近くまで来てしまったが、
長閑なこの辺りならばきっと落ち着いて考えられるだろう
【あなたの使命】は、この旅でPC1悲しみを少しでも癒すことである。


【シナリオ設定】
村は四方村(ヨモムラ)という村で、大きな神社が中心となりできあがった村でした
桃が特産品の、夜喪祭(よもまつり)という特徴のある祭りを開催していた村でしたが、5年前の統廃合により登記上は廃村となっています
PC達はこの村と思われる都市伝説めいた怪談を耳にする事から、実際に何が起こっているのかを調べに村へと行った所からシナリオはスタートします。

夜喪祭(よもまつり)とは、黄昏時に本祭が行われ、その本祭の際には狐面を必ず被り、声を絶対に出してはならないという奇祭でした
ただ、祭りに参加すると懐かしい祖先に必ず会えると言われている逸話があった事を覚えています。
灯りも人工灯を使用してはならないとして、祭りの日だけは蝋燭や篝火が焚かれていました



これより下はシナリオ内容となります
プレイヤーを希望の方は読まないでください